目的に応じた看護師のキャリアとその違い

看護師のキャリアは、スペシャリストとして特定分野を専門とする専門看護師と認定看護師、ジェネラリストとして広範囲の知識や技術、経験を持つ看護師に分けられます。
日本看護協会がスペシャリストとして定めている専門看護師は、実践、教育、相談、調整、倫理調整、研究の6つの役割を担う看護師です。一方、認定看護師の役割は実践、指導、相談の3つが挙げられます。専門看護師と認定看護師は資格制度があり、特に専門看護師は認知度の高い資格だと思います。
また、ジェネラリストは日本看護協会において、経験と継続教育により習得した暗黙知に基づき、その場に応じた知識や技術、能力を発揮できる者と定められています。そのため、ジェネラリストは特定の分野での活躍よりは、オールラウンダーとしての活躍が求められるといえるかもしれませんね。この特徴から、ジェネラリストの看護師は病院だけではなく、在宅看護など様々な場での看護を担う役割を期待されていると考えられます。
スペシャリストの看護師には資格があるため、目標を定めやすいですが、ジェネラリストの看護師にはそれがありません。スペシャリストとしてキャリアを積むには、資格取得の条件を最低限クリアしないといけませんが、ジェネラリストも病院で様々な診療科を経験するほか、病院以外でも看護師としての役割を身につける必要があるでしょう。
そのため、どちらのキャリアを目指すかでキャリアパスは変わってきますが、どちらであっても広い視野と専門的で質の高い看護の提供が必要なことに変わりはありません。

スクール

資格を目指す方の殆どは、社会人とは言わないまでもすでに自己の人格ができあっていて、誰から左右されることなく自らの意思で資格を取ることを決断されたと思います。そういう意味で考えると、学校などのスクールで皆が同じ授業を受けるよりも、独学や通信教育などで自己のスケジュールにあわせたカリキュラムで知識を吸収していく方が効率が良いと思います。それでも、同じ目的を持つ人が集まりそこで交流をすることは自分の能力を確かめるには良いかも知れませんが、学生と違って社会人となったら全てが自己責任で、自分の道は自分の足で切り開いていかないと今の社会では生き抜いていけません。
日本の学校は今でも平均点を目差した教育を主体としていますが、こらからは全てにオールマイティな平凡な人材ではなく、個性や個人の特殊能力が評価される時代です。特に、ネット上ではいままであまり評価されなかった個人の趣味が思わぬ形で話題を呼び、アートや音楽の部門では新ジャンルと呼ばれる人達が世界にむけて活躍しています。
ひとつの職業を選択するにも、今は様々な分野がより多様化されています。自分には特殊能力がないと思っても、その細分化された分野でのスペシャリストになることは誰にも可能な世界です。もちろん、スクールのメリットもたくさんありますが、日本人は自分なりの意見や考えかたなどもっと自己主張することを学び、自分なりの個性を活かしたスペシャリストを目差すことが大切だと思います。